中国では旧暦のお正月を「春節」と呼び、盛大にお祝いをします。
今年は2月5日が旧暦の元日にあたる日でした。
そして神戸・南京町(中華街)でも、春節の時期に合わせて「春節祭」がにぎやかに開催されます。
この3連休中も春節祭が開催されていたので、私たちは久しぶりに神戸・南京町に行ってみることにしました。
神戸・南京町へは、JR、阪神の元町駅からのアクセスが便利です。
駅を出て信号を渡り、大丸神戸店に向かって歩いていくと、右手に「長安門」が見えてきます。
こちらが南京町(中華街)の入口になります。
長安門はなんとかお写真が撮れましたが、歩いていくにしたがって満員電車なみの混雑になり、ゆっくりと歩くのがやっとという感じでした。
道の両サイドには食べ歩きにもってこいのいろいろなお店が並び、あたりにはおいしそうないいにおいがたち込めて、誘惑がいっぱい!
私たちはお昼を食べていなかったので、このいいにおいはもうたまりません!
が、事前に目星をつけておいた「皇蘭」さんは、南京町の一番奥「西安門」のそばにあるので、私たちはまず南京町広場を越えて一気に西安門をめざしました。
こちらが西安門です。
「皇蘭」さんはお店の中でのイートインも可能ですが、私たちはお店の中にははいらずに、店先で販売していた豚まんと焼小籠包を買うことに…
買うのに行列はできていましたが、私たちは5〜10分で買うことができました。
こちらが皇蘭の豚まん(税込200円)です。
皮はやわらかめで、中の具も美味…
具の中に甘辛く味付けをした椎茸もはいっていて、これが特においしかった…
ほかに少し値ははりますが、神戸牛豚まんや豚の角煮まんなんかもありますよ。
そしてこちらは同じく皇蘭の焼小籠包(2個で税込330円)…
皮は厚めでした。
中の肉汁は少なめなので、テイクアウトでも比較的いただきやすいです。
タレがかかっていておいしかったですが、私個人的にはもう少し皮が薄めの方が好みだったかな…
南京町ではほかに「YUN YUN」というお店の焼小籠包が有名なのですが、こちらは通りがかりに見たらものすごい行列で…
「YUN YUN」さんは、関西ではおなじみのケンミン食品さん(ケンミンの焼きビーフンが特に有名…)が手がけているお店ですね。
今度機会があったらこちらも試してみたいなぁ…
皇蘭さんのお店です。
南京町の西の端、西安門のすぐそばなのでわかりやすいと思います。
食べ歩きの後は、神港橘高校龍獅團による「獅子舞・龍舞」を観るために南京町広場へ…
ところが、開始予定時刻ギリギリに行ったせいかすでに広場は人でいっぱい…
なんとか舞台横のスペースにすべりこみはしましたが、人が多すぎてお写真を撮るどころではとてもなく…
なので写真はあきらめて、背伸びをしてほかの方の頭の隙間から「獅子舞・龍舞」を見学していました。
団員の高校生の皆さんのきびきびとした動きで、獅子のコミカルな立ち居振る舞いが見事に表現され、また勇壮でちょっとユニークな音楽も舞いに華を添えて、とても見ごたえがありましたよ。
「獅子舞・龍舞」を観ている約30分の間は狭いスペースで立ちっぱなしだったので、終わった後はさすがにちょっと疲れてしまい…
近くのカフェで少し休憩してから帰ることにしました。
席が空いていたのでたまたまはいったカフェでしたが、こちらのフレンチトーストがとってもおいしかったんですよ。
お店の構造もちょっと変わっていて、ドアを開けると店内は中2階と半地下にそれぞれ分かれているんです。
それぞれちょっとした階段で行き来できるようになっていて、私たちは中2階の方に案内されましたが、とっても居心地のよい場所でしたね。
中華の食べ歩きに疲れたら、こんなカフェもいいかも…
私がお願いしたのは、アップルシナモンのフレンチトーストです。
500円のドリンクがついて、税込950円でした。
こちらのフレンチトーストはバゲットタイプのもの…
それがフワフワトロトロの食感でもうおいしくて…
ちょっとお腹もすいていたので、一気にいただいてしまいました。
あ~、しあわせ!
ごちそうさまでした!