私の夏休み中のプチ日帰り旅行記です。
今年6月に倉敷・美観地区を訪れてみてその魅力にすっかりはまってしまい、主人と「またぜひ行きたいね。」と話していたのですが…
その時の記事でもご紹介しました、新大阪ー岡山のお得な新幹線こだまきっぷ・片道2,480円を使ってまた行ってみよう、ということになりました。
お盆の期間中でしたが新幹線の予約もとれたので、プチ日帰り旅行を敢行…
入念に下調べをして、今回は倉敷・児島地区と美観地区に行くことに…
※JR西日本・おとなびWEB早得きっぷ(おとなび会員になるのに年齢制限あり) の詳細は
こちらです。
児島は、岡山から瀬戸大橋線・快速マリンライナーで約20分…
海にも近い街です。
近くには瀬戸大橋と多島美の夕景が楽しめる鷲羽山がありますが、今回はジーンズの聖地としても有名な児島の街をフォーカスしてみました。
上のお写真は、児島駅を出たところ…
さすがはジーンズの聖地ですね。
児島駅は別名「JEANS STATION」…
駅の中もジーンズ柄でラッピングされています。
児島は昔から「繊維の街」として発展を遂げ、大正時代から昭和初期にかけては日本一の学生服の産地だったんですね。
そこから国産ジーンズ発祥の地となり、今では「児島ジーンズストリート」なるものが出現するまでに…
児島ジーンズストリートは児島駅から歩いても行けますが、この日は朝から酷暑といってもいいくらいの気温だったので、バスを使うことにしました。
私たちは、児島駅のみどりの窓口でジーンズバスの一日乗車券を購入しました。
ジーンズバスは、駅と児島ジーンズストリートやこの後訪れるジーンズミュージアムなどを結ぶ観光循環バスで、金・土・日・祝日に運行しています。
お盆期間も走っていたので、私たちはこれを「足」にして移動することに…
1日6本しか出ていないので、バスの時刻表を元にしてあらかじめ予定を組みました。
こちらのバスを使われるなら、ネットからでもダウンロードできますので、お手元に時刻表を持っておいてくださいね。
ジーンズバスに3回以上乗られるなら、一日乗車券を購入される方がお得になります。
季節によっては駅でレンタサイクルの自転車を借りる、という手もありますよ。
それなら時間を気にせずにゆっくりと見てまわれそうですね。
前置きが長くなりましたが、ジーンズバスは単にラッピングバス、というだけではないんです。
車内もなんとジーンズだらけなんですよ。
車内にはジーンズがあちこちに…
天井にもジーンズが…
ジーンズストリートまではバスでもほんの3〜4分ほど…
こちらが児島ジーンズストリートの入口になります。
こちらから約400mの間の通りに、デニム製品やジーンズを扱う個性的なショップが集結しているんです。
私たちは到着が少し早かったので、まだオープンしていないショップやお盆休みのショップもちらほら…
とりあえず開いているお店からはいってみることにしました。
ストリート内には何ヵ所かこんなふうにジーンズが吊り下げられています。
さっそくお買い物…
「BLUE WALL」さんで、帆布の小さなトートバッグを買いました。
なんとSALEで半額になっていました。
作りもとてもしっかりとしています。
児島は昔から繊維で栄えてきた街なので、職人さん(作り手さん)、デザイナーさん、売り手さん(ショップ)が児島の街に集結し、いい意味でそれぞれのメーカーさんやショップがオリジナリティを出して切磋琢磨しているように感じました。
それぞれのお店でオリジナルブランドのものを販売しているので、ショップを巡るのも楽しかったです。
なんといっても「MADE IN JAPAN/KOJIMA」というのがいいですね。
ジーンズストリートの中ほどには、最近新しくできた大きなベンチがありました。
デニムの余り布で作ったコースターや小物類も、それぞれのお店にたくさんありましたよ。
私はこんなコースターを購入…
コースターの裏側もチェックやストライプ生地でかわいい!
ジーンズストリートの一番奥に、有名な「桃太郎ジーンズ」のショップがありました。
職場の同僚へのおみやげにストラップを購入…
ジーンズストリート自体はそれほど観光地というわけではありませんが、ジーンズやデニムのものがお好きな方ならショップ巡りはとても楽しいと思います。
単に商品を販売するだけでなく、製造から販売まで一貫してこの児島で手がけているところがすばらしいし、もっともっとこれを世界に発信してほしいな、と思いました。
今度はもう少し時間をとってまた来ます!
児島ジーンズストリートのサイトはこちらです。
ショップの定休日や営業時間にご注意くださいね。
(土・日・祝日に行かれたほうが「ショップがお休み」という可能性が低くていいかもです。)
この後はまたジーンズバスで、ベティスミスのジーンズミュージアムへと向かいます。