阪急百貨店うめだ本店の9階祝祭広場では、現在「民藝と暮らす2018」を開催中です。
日本各地から民藝品を扱うお店が集結して、日本のてしごとを紹介しているイベントです。
私もさっそく先日仕事帰りにお邪魔してきました。
ひととおり見てまわって中でも私が特に気に入ったのは…
岡山に本店がある「くらしのギャラリー」さんで扱っていた民藝品です。
こちらのお店は、阪急うめだ本店7階にも「くらしのギャラリー大阪」として店舗がありますよ。
いくつか民藝品を購入してきましたので、作り手さんの方とともにご紹介してみますね。
まずは倉敷てまり…
私は岡山の民藝品のひとつとして「倉敷てまり」があることを実は知らなかったのですが…
倉敷てまりは、倉敷民藝館の初代館長・外村吉之介氏が熊本の肥後てまりの魅力に魅せられて、倉敷にも、ということではじまったのだそう…
もみ殻を詰めたものが芯となり、木綿糸で周囲を巻いて、さらにかがり(刺繍)を入れて仕上げるのだそうですが、いろんな色合いの刺繍がとってもきれいで、私はひとめぼれしてしまいました。
見ているだけでもとっても美しいです。
次にご紹介するのは、手織りのヴェースマットです。(花瓶敷きですね。)
作り手さんは、岡山在住の石田 直(いしだ すなお)さん…
手織りの素朴さと色合いに惹かれてこちらを購入しました。
これからの季節、ちょっと涼しげでお気に入りです。
そしてこちらは、吹きガラスのグラス…
広島県福山市にあるカンナカガラス工房・村松 学さんの作品です。
普段使いにするにはちょっともったいない気もしますが、食事の時に麦茶や冷茶を淹れて使います。
手作りのあたたかみのあるグラスです。
こんなふうにスタッキングできるところもポイント高いです。
そしてこちらはコースター…
型染めによるオリジナルの布で作ったコースターです。
作り手さんは、石北 有美(いしきた ゆみ)さん…
素材違い、柄違いで2枚購入しました。
「民藝と暮らす2018」は、阪急うめだ本店祝祭広場にて6月11日(月)まで開催されています。
暮らしを彩るお気に入りの民藝品に出会えるかもしれませんよ。