「大阪倶楽部」のレトロな建物 〜淀屋橋から肥後橋へ
2017年 03月 23日
以前の記事でも書きましたが、淀屋橋周辺にはレトロな建物があちこちに点在しており、それらを巡るのもなかなか楽しいです。
神宗カフェさんから御堂筋に出て、淀屋橋odonaの筋を四ツ橋筋方向に歩いていくと、「大阪倶楽部」という建物があります。
レトロな建物好きの方なら、もうよくご存知の場所だとは思いますが…
建築家・安井武雄さんの設計で、有名なところでは大阪・平野町の御堂筋沿いにあるガスビル(大阪ガスビルディング)の設計も手がけられた方です。
大阪倶楽部の外観です。
社交倶楽部として大正時代に建てられましたが、建物は一度火災で焼失…
その後、約2年あまりで安井武雄さんの設計により建物が再建され、現在は国の登録有形文化財にも指定されています。
耐火構造のため、戦時下の空襲にも耐えた建物なんですね…
なんだかとても感慨深いです。
こちらの大阪倶楽部、普段は会員の方しか中にはいれないのですが、2ヶ月に一度一般の方も中にはいれる「無料見学会」が開催されています。
先着順のようなので、ご興味のある方はこちらをご覧くださいね。→☆
建物の中を見学させていただける貴重な機会なので、私もまた都合のつく時にぜひ参加してみたいと思っています。
さて、大阪倶楽部を後にして私たちはさらに四ツ橋筋方面へ…
肥後橋まできました。
こちらには、フェスティバルホールがはいっている中之島フェスティバルタワーがすでにありますが、道路をはさんで向かい側に建設中だったフェスティバルタワー・ウエストがほぼ完成、というところまできました。
先ほどのレトロなビルとは違い、こちらは近代的な超高層ビルですね。
有名なコンラッドホテルがこのビルにはいり、「コンラッド大阪」として2017年夏の開業を待っているところです。
レトロなビルと近代的なビルが渾然一体となっていて、この周辺の街はなかなかおもしろいです。
私もまだまだ知らないところがたくさんあるので、これからも街あるきを楽しみたいと思います。